38歳専業主婦、詩吟始めました。①

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専業主婦の妻です。

下の子が幼稚園に行き始め、ついに獲得した一人時間!

この歳からどんな趣味が熱中できるかと考えて思い立ったのが

詩吟

です。義父が趣味で詩吟をしており、少しだけ興味があったので自分もその世界に飛び込んでみようと思いました。

教室は神社の敷地の一角にあり、恐る恐る扉を開くと、先生らしきお方と、5名ほどのおじいさまおばあさま方がすでに着席しています。

先生が隣の席をすすめてくださり、会員の皆さんが私の足元や椅子の座席に座布団を敷き詰めて大歓迎ムード笑。

ご挨拶を済ませ、早速、音符付漢詩集をいただき発声練習から。先生が、見慣れぬ機械でお琴?の音を出します。

とにかく、詩吟の知識が全くない私。鳴っている音も言葉もよくわからないけど、マネします。

そして、いよいよ本日の課題詩、『九月十日 菅原道真』の練習。全然勉強してこない人生だったので、菅原道真も九月十日もよくわからない。ロミオロメンの3月9日じゃなく、菅原道真の九月十日。

九月十日 菅原道真

去年の今夜 清涼に侍す

秋思の詩篇 独り断腸

恩賜の御衣 今此処に在り

捧持して毎日 余香を拝す

(通釈)

思い起こせば、ちょうど去年の今夜は清涼殿で御宴に待っており、他の臣たちとともに「秋思」の勅題を奉じて詩を作ったが、その詩が思いがけなく陛下の御感にあずかり、お召しの御衣を手ずから賜った。その御衣はいまここにあり、日ごとに捧げたてまつって移り香を拝し、ひたすら天恩の厚きにに感じ入っているのである。

通釈を見てもまだ全然理解できませんが、、、頑張ろう!

みんなで練習した後は一人一人が発表して先生にご指導を仰ぎます。みなさん、かなり年配の方ばかりなのに、お腹から声を出して、なんかすごい!緊張感のある中で堂々と発表しています。

今日は見学のつもりだったけど、まさか私もするのかな?怖い怖い汗。と思ったらやはり指名されて、吟じることになりました。

五本で行きます。とのこと。?なんだ?五本?わからないけど、先生の鳴らす謎の機械の音に合わせて、音を探りながら声を出していきました。

吟じ終わると、先輩方や先生から恥ずかしいくらい褒められまくる、、、!あなた、コンクールですぐに賞を獲れるわ!とか、天才!とか、いい声!とかとにかくたくさん褒めてもらって嬉しいやら恥ずかしいやら。

二周目は先輩方はコンクールで吟じる詩の発表、で、私は今日知ったばかりの九月十日を吟じます。よくわからないけど、今度は6本で行こう!とのこと。後々聞いてみると、音の高さというか、オクターブというか、とにかく、数が多い方が高いらしい。

今回は乾燥していたし、恥ずかしさや不慣れもあったけど、頑張ればもうちょいいけそう?と思います。

次回からは、いただいた漢詩集の他、飲み物、飴、筆記用具、スリッパを持参!一番若手なので、早めに行って会場セッティングも頑張ろう!

夢は、20年〜30年後、詩吟で花開いて、宇多田ヒカル、椎名林檎に会いたい!

それより、私より、娘の方が才能ありそうなので、私がある程度理解できたら、娘にも教えて行きたいと思う!彼女なら開花するかも。

また来週もがんばります。

読んでいただきありがとうございました。

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